腐け顔キングのゲーム備忘録

自分がプレイしたゲームの感想などを、日記感覚で書くのがメインです。マイペースでプレイしているので、記事の投稿間隔はかなりあります。

Demon's Souls(デモンズソウル) リメイク プレイ後雑記(レビュー)

こんにちは
腐け顔キングと申します(*´∀`*)

今回は、「Demon's Souls」 について書き残したいと思います。
本記事では、PS3版をトロコンし、PS5版に関しては購入済み未プレイだった友人の
意見も載せたいと思います。



【環境等】
・PS5版をプレイ
・トロコン達成(バックアップ多様)
・プレイ時間 87時間(プロフィール基準)
・ストーリーモードのみプレイ

【フロム作品プレイ歴】
・ブラッドボーン→SEKIRO→ダークソウル3→エルデンリング→本作

【プレイ理由】
・プレイするつもりはなかったですが、最近死にゲーをしていないと飢えてきて、
 友人がPS3版の最近クリアしたのを聞いて購入。

【5段階評価】
★★★☆ 星3.5(トロコンを意識しないともう少し評価は上がると思います)


【良かった点】
◆ソウルシリーズの原点を美麗なグラフィックで味わうことができる。

・ソウルシリーズの原点であるデモンズソウルをブルーポイントさんがリメイク
 したものですが、原作にかなり忠実にリメイクされているので、セリフやイベントは
 そのまま味わえていると思います。

・PS5専用ということで、グラフィックの綺麗さは申し分ありません。

・私はソウルシリーズでプレイしているのは、ダクソ3とエルデンリングだけですが、
 ソウルシリーズにある定番ネタや、キャラクターの大本がこの頃からあったのかと
 感動することができ、プレイしていて楽しかったです。

・ダクソ3やエルデンリングとも大きく違う世界観で、自分なりに考察をしながら
 テキストを読むことも楽しかったです。

・私が見た限りですが、声優さんの変更はあった可能性がありますが、大幅なテキスト
 の変更はされていなさそうです。

◆ゲームとしてかなり遊びやすくなっている。

・PS5ということで、ロード時間はPS3版と比べてかなり短縮されていると思って
 いましたが、システム面も良い改良がされていて、PS3版をプレイ済みの友人に話す
 と、かなり驚いていて、非常にユーザーに優しくなっているようでした。

・いくつか友人と話した中で、一番いい改善だと思ったのは、持ちきれなくなった
 アイテムを倉庫に送ることができる部分でした。デモンズには、所持重量といって、
 持ち運べるアイテムにも制限があり、重量以上のアイテムは持つことができません。
 なので攻略中に装備などを手に入れて、所持重量が限界に達すると、レアな素材
 アイテム等を拾えず、拾うためにはなにか持ち物を捨てる必要がありました。
 リメイク版では、所持重量はあるものの、限界を超えて拾おうとすると、そのまま
 拠点の倉庫に送ることができたり、持ち物から直接倉庫に送ることができるので、
 所持重量をそこまで気にせずにプレイできました。

・PSプラスに入っていると、セーブデータのバックアップとダウンロードができ、
 デモンズはトロコンを目指そうと思うと失敗できないことが多々あり、今までにない
 ほどに、この機能を多用しました。ですがPS3版では、24時間に1回しかセーブデータ
 のダウンロードができないらしく、友人はとても神経をすり減らしたそうです。

◆トロコンはかなりやりやすくなっている。

PS3版をトロコンした友人に聞くと、トロフィー内容がかなり変わっていて、
 ダークソウル3の誓約マラソンにあたるような長時間の素材集めのマラソンや、
 運要素からはかなり解放をされたようです。

・ただ、新しくできたトロフィー内容が友人からすると、ソウルシリーズらしくないと
 不満もあるようで、それは私も話をきいて、理解できるなと思いました。
 これに関しては、悪かった点で書かせていただこいうと思います。

◆ギャラリーモードが存在

PS3版にはなかったようですが、クリア後にギャラリーモードが開放されます。
 一部は2つすべてのエンディングを見ないと開放されませんでしたが、ムービーや
 イラスト、設定資料を確認でき、非常に非常に楽しめました。

・セーブデータのバックアップを使えば、2周目のエンディングまで見ることなく、
 トロコンはできましたが、2周目の終盤までは進めないといけないことあり、
 せっかくなので2周目を完全に終わらせて、ギャラリーモードを全開放しました。


【悪かった点・気になった点】
◆システムの難解さはシリーズトップクラス。

・デモンズには、ダークソウルなど最近のソウルシリーズでは廃止されたソウル傾向
 というシステムが有り、それを中心にシステムがかなり複雑です。ソウル傾向は、
 プレイヤーに不利益を生む場合もあり、人によってはその不利益で詰んでしまうと
 友人は言っていました。
 このソウル傾向のお陰で、トロコンを効率よく行うためには本当にミスが許されない
 ことが多く、トロコン厨の友人がPS3版で「今までにやったどんなゲームのトロコン
 より神経がすり減った」と言っていた意味が、自分でもトロコンをしてみてよく
 わかりました。
 
◆自分のキャラのボイスがおかしいことがある。

・私は女性キャラでプレイしていたのですが、イベントシーンで明らかに男性キャラの
 ボイスが流れたことが何度かあり、どうしても違和感があるので、残念でした。

◆原点だからこそ不便や理不尽に感じることも多い。

・リメイクで改善されたこともありますが、高難易度死にゲーのソウルシリーズの
 原点と言うことで、今やると不便や面倒に思うシステムもありました。
 色々ありますが、ステージのスタート地点から、ボス戦までは、篝火に該当するもが
 無いので、ミスをすればスタート地点からやり直しです。なので神経を張り詰めて
 いる時間が結構長く、難しいステージは結構心にきました。
 なので私がプレイしたダークソウル3やエルデンリングは、かなり遊びやすくなって
 いて、試行錯誤の中進化しているんだなと痛感しました。

◆2周目の敵の強さが尋常ではない。

・私はソウルシリーズに関して、バックアップという裏技を使用してトロコンを
 している、ぬるま湯プレイヤーですが、それでもエンディング直前など、使う所は
 最低限でした。なので、ダークソウル3やあとからDLCをかったブラッドボーンなど
 2周目をプレイしたゲームもありますが、その中でも、2周目の敵の強化のされ方が
 尋常ではないと感じました。

・今作では、ビルドとしてやったことがなかった、魔術攻撃力特化で作ったため、
 体力がそこまで強化できていなかったのもあると思いますが、ちょっとした敵の攻撃
 で、瀕死やワンパンで倒されることが多く、一度だけ自動的に復活してくれる奇跡を
 多用しないと到底進むことができず、あまりにも抜けれなかったところは、ステージ
 途中でもセーブをして、バックアップを取り進めていくということをしないと
 私の腕前では辛かったです。

・ボス戦に関しては、しっかりパターンを作れば戦える敵が多く、道中の辛さに
 比べれば、いい感じに緊迫感があり、逆に楽しめました。ただ、プライドは捨てて、
 ボス前でバックアップをとっていることでの心の安寧があったから楽しめただけで、
 負けたら最初からだと思うとストレスが半端なかったと思います。

・ちなみに2周目の敵が尋常じゃないくらい強いのはPS3版から変わらないそうです。


◆トロフィー内容の変更については、不評な意見もある?

・これはPS3版をトロコン済みで、PS5版もプレイを予定している友人からの意見が
 殆どですが、話していて私も納得できる部分もあったので、残しておきたいと
 思います。

・まずPS3版にはなかったオンライン必須のトロフィーが2つあり、誰かの世界に協力者
 として召喚されそのエリアのボスを倒すこと。そして誰かの世界に敵として侵入し、
 侵入した世界のプレイヤーを倒すことの、2つがあります。
 オンライン要素のため、PSプラスへの加入が必須ですが、加入したとしても難易度が
 高いと思いました。

・デモンズは協力してもらう側、侵入される側にレベル以外にもある条件があり、
 それはプレイヤーが意図しないと基本的には満たさない状態です
 協力者としてはまだしも、敵として侵入する場合、される側の人間は、完全に侵入を
 待っている人が多いと思われ、生半可な腕や装備では歯が立ちません。
 私は先程から出ている友人にこのトロフィーの存在を報告し、協力を経て談合して
 このトロフィーを取得しましたが、侵入する法則をテストしている中で、見知らぬ人
 の世界に侵入を3度ほどしましたが、力量差がありすぎて、歯が立ちませんでした。

・良いところで上げた、長時間のマラソンからは開放された代わりに、特定のステージ
 やボスで、そこでしか達成できないアクションや目標を達成する系統のトロフィーが
 追加されていました。これに関して、ボス関係は失敗できないので、バックアップが
 推奨されます。ただ、こういったトロフィーは他のゲームでもあったりしますし、
 このトロフィー事態が面倒というよりは、友人の意見だと「フロムのゲームらしく
 ない」と言っていました。たしかに私がプレイしたフロムソフトウェアのゲームでも
 収集物のコンプリートや、素材集めが必要なトロフィーはありましたが、ボス戦で
 この行動をしなければいけないなど、こちらのプレイを制限するようなトロフィーは
 なかったように思います。友人からすると、「たしかに長時間のマラソンは大変で、
 時間はかかったが、それでも達成感はあった。PS5版のトロフィーは、選択肢が広い
 フロムのゲームらしくないトロフィーになってしまっている」と言っており、
 一理あるなと思いました。

・ただ、オンライン必須のトロフィーを除けば非常にトロコン事態は楽になっています
 し、こういった方法でもボスが倒せるよと言うような促しと取れるものもあるので、
 人それぞれの考えがあっていいと思います。

◆キャラクターのデザインはしっかりリデザインされている。

・これは悪い所に書くか迷ったのですが、こちらに書かせていただきます。

PS3からPS5へのリマスターではなく、リメイクなので敵のデザインや、エフェクト等
 かなり変更が入っており、私が見た中では「公使」のデザインはかなり変わっている
 と思いました。私はPS3版はプレイしておらず、実況等でも見たことはなかったので
 違和感は全くありませんでした。

・この記事を書く上で、PS3版の内容を確認していた際に、敵デザインのいち部を比較
 した画像がみつかり、見てみましたが、そこまで違和感は感じませんでした。

・ですが、ソウルシリーズは敵や武器等のデザインやエフェクトにも意味を持たさて
 いるふしがあり、その辺りを考えると、リメイクのデモンズソウルでは、テキストや
 セリフでの考察に留めておくほうが無難なのかなと思いました。

・デザインの変更に関しては、発表当初に塔の騎士が出てくるPVで窓の形や城の
 デザインが違っているのが不安だという記載を見たことがありまして、当時の私は
 そこまで重箱の隅をつつくようなことを言わなくてもいいじゃんと思いましたが、
 それだけフロムソフトウェアさんが、細かなデザインまで意味を持たせているんじゃ
 ないかと思わせる作り込みを今までしていたので、気持ちがわからくもないとは
 思います。

・ただし、PS5のグラフィックでそのままのデザインだと、違和感があるような
 敵等もあるのかなと思うので、難しいところだと思います。


【総括】
・ソウルシリーズの原点のフルリメイクであり、ブルーポイントさんはワンダの巨像や
 グラビティデイズのリマスターやリメイクで実績のある会社なので、ゲームとしては
 非常によくできていると思います。

・ただし、難解なシステムや不便なことも多く、特にトロコンを意識すると、非常に
 神経を張り詰めないといけないので、トロコンする際には非常に注意が必要だと
 思いました。トロコンを意識せず、普通に一周プレイするにはそこまで気をはらず
 プレイできると思います。

・去年あたりに、ダークソウルが歴史あるゲームアワードで歴代50年で史上最高の
 ゲームに選ばれたというニュースがあり、ソウルライクという新しいジャンルを
 生み出し、ダークソウルシリーズとしても3部作出ていると言う点が評価されたのか
 と思いましたが、同時にソウルシリーズの原点ならデモンズなんじゃないのかな?
 と思いましたし、ダークソウル1と2はリマスターされている中で、デモンズも
 リマスターしたら普通に売れそうなのにと思っていました。
 ですが、今回PS5でのリメイクでありますが、今までリマスターされていなかった
 理由がわかった気がします。

・世界観等はダークソウルと比較しても遜色ないと思いますが、難解なシステム等が
 ダークソウルなど完成された作品をプレイしたあとだと、かなり不壊だろうと
 思いました。


以上です。
ここまでお付き合いいただきましてありがとうございました。