こんにちは
腐け顔キングと申します(*´∀`*)
今回は、「ファイナルファンタジーVII リメイク インターグレード」 について書き残したいと思います。
【環境等】
・PS5でプレイ
・トロコン未達成(本編、DLC共に)
・プレイ時間 約100時間(PS5プロフィール基準)
・FF7シリーズのプレイ等の状況
PS時代のFF7 PSVITAでアーカイブ版クリア済み(ストーリーをうっすら覚えている)
アドベントチルドレン 購入して視聴済み(ストーリーをうっすら覚えている)
ダージュ オブ ケルベロス 実況動画で昔見た程度(内容ほぼ覚えていない)
クライシスコア 実況動画で昔見た程度(うっすらストーリーを覚えている)
【購入理由】
・3部作以上での発売ということで、全部揃ってから購入しようと思っていましたが、
ボリュームや、自分のプレイ時間を考慮したのと、ユフィがFF7一番のお気に入り
なので、我慢できず購入。
【5段階評価】
★★★★ 星4
【良かった点】
◆最先端のグラフィック技術で表現されたFF7の世界
・映像美に定評のあるFFスタッフだけあって、カットシーンなどはよくできていて、
心躍るシーンが何度もありました。
・アドベントチルドレンでも、綺麗なグラフィックでのキャラクターは
見れましたが、やはり自分で操作できるという部分はゲームならではの体験でした。
◆ロード時間が爆速 初心者用戦闘システムもあり、快適
・PS5のゲームのレビューには今だに書いてしまいますが、ロードが短いのは
ものすごくありがたいですね。
快適さが全然違います。特に最近時間が取れない私にはありがたいです。
・私は使いませんでしたが、PS4版では、イージーのみ選べたクラシックモードが、
ノーマルでも選べるようになっています。クラシックモードは、戦闘中の
アクション部分を自動で行ってくれるようで、コマンド選択に集中したい人や、
アクションが苦手な人でもプレイしやすくなっているようです。
◆文字通りの「リメイク」 建物を建て直すという思い切った決断をしたFF7
・私はFF7のストーリーはうっすら覚えている程度だったので、ゲーム終盤まで、
「こんなシーンあったな~」とか「こんなシーンあったっけ?」などふわっとした
気持ちでプレイしており、元のFF7のストーリーを、思い出そうとばかり
していました。
それが大きな間違いだったと、最終盤で見せつけられ、正直な感想は、
「そう来たか・・・とんでもないことをしたな~スッタフさん!!」と関心して、
度肝を抜かれました。
・私は、リメイク等で、オリジナル作品で消えるキャラクターを生存させるなど、
安直な改変やファンサービスのようなものが、あまり好きではなく、正直そのような
改変が行われないか、心配していました。
ですが、最終盤で見せられたように、「建物を一から建て直す」宣言をされると、
逆にスッキリして、新たな気持ちでプレイできるなと思いました。
・アドベントチルドレンを見ていたおかげで、驚かされるシーンも有り、
土台から壊して過去の作品をなかったことにするのではなく、
FF7シリーズという建材を元に、新たにFF7Rという家を建てるという感じが
したので、今までのFF7ファンを切り捨てるものではないと感じました。
◆インターミッション編 ユフィのDLCが、本編とのいいギャップで楽しい
・ユフィが主人公ということで、明るい雰囲気やセリフに溢れていて、少し重ためな
本編といいギャップが有り、すごく楽しくプレイできました。
・私はアクションが苦手のもあり、ハードモードはやる気が起きませんでしたが、
ユフィ編だけでもハードモードやってもいいかなと思いました。
【悪かった点・気になった点】
◆ノーマルでも、少し難しめの難易度
・私がアクションが苦手なのもありますが、かなりアクション要素が強めの戦闘で、
テイルズのようなアクションRPGよりも難しいと感じました。
なので、FF7の様な純粋なRPGが楽しみたい方は、クラシックモードがいいのかと
思います。ですが、ハードモードにはそれがないので、トロフィーコンプを
目指す際は、アクションをしっかり磨く必要がありそうです。
・ただ、ドラクエのような純粋なコマンド選択式RPGは海外受けがあまり良くない
ようなので、今の開発費等の関係上、海外市場を意識しないと厳しいので、
仕方ないのかと思いました。
◆DLC追加ムービーがめちゃくちゃ重要そう
・これはキングダムハーツシリーズでも見られ、最近のスクエニさんらしいといえば
それまでですが、DLCをクリアしたあとに流れる本編ED後にあたるムービーで、
結構重要そうなシーンも有りました。
これに関しては、次回作以降で、どう触れるのかによって、DLC前提なのか等賛否の
判断が分かれてるものになるので、ここでは評価できませんが、ユフィがDLC専用
キャラになったり、DLCありきでのストーリー構成など、その様なことだけは、
勘弁願いたいと思います。
◆戦闘やメニュー操作でテンポ悪いなと感じるところがある
・メニュー操作に関しては、宝箱を開けて、すぐにメニューを開こうとすると、
イベントシーン判定で、ポーズ画面になり、メニューがすっと開けないです。
ここに関しては、手に入れたものをすっと装備したいので、次回作では、
改善してほしいなと思いました。
・戦闘に関しては、戦闘中に演出のために、コンボ中でも強制カットインが入り、
カットシーンが入るというのが、ほぼ毎回のボス戦であり、1つのボスで
複数回起こることが珍しくありませんでした。そのせいで、大技のコンボを
強制的に切られてしまったり、技の発動が無意味になるというシーンが多々
有りました。
途中から、ボス戦でゲージが1/3あたりになったりしてくると、技を出したいけど、
出していいのかなど、余計なことを考えないと行けないので、ボス戦が
100%楽しめませんでした。
途中で演出が入るのはいいのですが、頻度の調整やゲージの見せ方などで、
工夫がほしいなと思ってしまいました。
【総括】
・有名作品と言うことで、叩かれやすく、炎上しやすいFFシリーズですが、プレイした
感想としては、非常に面白かったです。
・本作は未プレイだけど、FF7はプレイ済みという方は、ネットの意見だけでなく、
過去のFF7シリーズのことは、頭の片隅に置いておく程度で、フラットな気持ちで
プレイすると、非常に楽しめると思います。
最近はリマスター商法が多いですが、ここまで大胆なリメイクはなかなか無いのでは
ないでしょうか。
ニーアレプリカントのリメイクの際に、ヨコオタロウさんが、「リメイクではなく
バージョンアップ版」という表現をされていました。
私は、レプリカントはどちらも未プレイで、バージョンアップ版との違いは把握して
いませんが、「FF7Rのように、建て直す様な作品をリメイクというなら、
レプリカントはバージョンアップです。」という意味だったのかなと思いました。
・本作のレビューとは少し違いますが、このインターグレード版の発表時、完全版商法
で炎上と言われていましたが、このインターグレード版に関しては、燃やしたい人が
燃やしている程度に思っておけばいいと思います。
DLC等が全部入った状態での再販というのは、今まで数多く行われています。
ユフィ編のDLCがPS4にはないという点については、PS4版も出してほしいという
意見は正しいかとは思います。ですが、今後のFF7Rシリーズのことを考えれば、
PS5や高性能PCで動かすことを想定していくという考えのもとに、とった決断かと
思います。
最近は「完全版商法」の意味がすごく広がり、炎上させる時の言葉として
よく使われていますが、私の中で完全版商法というのは、
XBOX版のテイルズオブヴェスペリアのように、100点の完成品から要素を抜き取って
70点程度で販売し、100点に戻した商品をあとから、追加要素マシマシですという
形で販売する商法のことだと思っています。
完全版商法の線引は人それぞれだと思いますが、正直私は、このインターグレード版
を完全版商法として炎上させるなら、ペルソナ5Rの方が私はひどいと思っています。
以上です。
ここまでお付き合いいただきましてありがとうございました。